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040 平兼盛 忍れど

平兼盛平兼盛
たいらのかねもり

忍れど 色に出でにけり 我が恋は 物や思ふと 人の問ふまで
しのぶれど いろにいでにけり わがこいは ものやおもうと ひとのとうまで

意訳
誰にも隠していたのに、顔色に出てしまっていたらしい、わたしの思いは。恋しているの?と、人に尋ねられるほどに。
歌の種類
恋 『拾遺集 恋一622』
決まり字
しのぶれど いろにいでにけり わがこいは
ものやおもうと ひとのとうまで
語呂合わせ
 しのもの(しの もの)

人物

平兼盛(?-991年1月21日)
三十六歌仙の一人。
妻の妊娠中に離婚したため、赤染衛門の血縁上の父にあたるが、親権を争うも敗訴。

天徳内裏歌合せ

村上天皇35歳の960年4月28日内裏で催された歌合せで、後世の模範とされました。
平兼盛のほか、藤原朝忠大中臣能宣壬生忠見、源順、清原元輔など当代一流歌人が、左右の組に分かれて、勝敗を競います。
午後4時。
庭に篝火が焚かれます。
左右の方人の頭には、天皇のお妃方が付かれました。
お題は、「霞、鶯、柳、桜、藤、暮春・・・」など12個。
そのうち、鶯と郭公が各2ずつ、桜が3、恋の歌は5で計20番勝負。
歌合いのあと、管弦の遊びが催され、退出は翌朝になりました。

最後の20番目、兼盛は右方、左には壬生忠見でした。
この勝負、兼盛が僅差で勝ちます。
判者の実頼は引き分けと判じたのですが、帝から勝敗をつけるように言われ、困ります。
補佐の源高明が帝が兼盛の歌を口ずさんでいるのを聞きつけ、兼盛の勝ちとなりました。

ちなみに実頼は20番勝負のうち、右方としてなんと11番に出場。
その成績は3勝6敗2引き分け。
 霞 ・・・負け
 鶯(1) ・・・負け
 鶯(2) ・・・負け
 柳 ・・・勝ち
 桜(2) ・・・引き分け
 款冬(山吹)・・・負け
 藤・・・負け
 卯花・・・勝ち
 郭公(1)・・・引き分け
 夏草・・・負け
 恋(5)・・・勝ち

右方は、5勝10敗5引き分けで負けますが、10敗のうち6敗は兼盛のせいということになります。

最後の「恋」で勝てて、酒がおいしく呑めたでしょう。

読み上げ

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039 参議等 浅茅生の 041 壬生忠見 恋すてふ
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