2021年12月末
大阪市御堂筋通りのイルミネーションを見に行きました
百人一首の旅の一環でたまたま行われていたイベントに遭遇したのです

イルミネーションは冬の風物詩です
イルミネーションというとクリスマスツリーなどの装飾が代表的なものであること
そして装飾される樹木の電球の熱による負担を減らすため、冬の休眠状態中が適切だと考えられるからです

冬の夜空を思わせるイルミネーションはとても美しく心躍るものですが寒いのが難点です
↑ 当たり前ですね
この度は、暖房の効いたレンタカーの中から楽しむことにしたので、とても快適でした(笑)
幸いにも(?)少し渋滞していたので、40分くらい楽しめました

御堂筋イルミネーションは、北は阪神百貨店前から南は難波まで約4Kmに渡ります
道幅44mの道路の本線と側道の間や、側道と歩道の間などの緑地帯にある並木に装飾されます

並木はほとんどがイチョウです


イチョウは氷河時代を生きのびた生きている化石で、国際自然保護連合のレッドリストの絶滅危惧種に指定されています
現在ヨーロッパにあるイチョウは1692年ドイツ人医師ケンペルが長崎から持ち帰った種子から始まりました

イチョウは大阪の木に指定されており、御堂筋の並木は大阪を代表する景観です
阪神百貨店前から梅田新道 ・・・ 77本 
梅田新道から淀屋橋北詰・・・ 68本
淀屋橋南詰から船場中央3・・・ 348本 
久太郎町3から新橋・・・ 210本
新橋から難波西口・・・ 269本
合計 ・・・ 972本


テーマカラー

各エリアの特徴を表現する6色のテーマカラーが設定されています
水都ブルー
(阪神百貨店前-梅田新道)
桜色
(梅田新道-大江橋北詰)
ブルーミックス
(淀屋橋-久太郎町3)
桜色ミックス
(久太郎町3-新橋)
ゴールドミックス
(新橋-御堂筋三津寺町)
パープルミックス
(難波-難波西口)


2015年ギネスの世界記録に認定されました


Most illuminated trees on a single street
(最も多くの街路樹にイルミネーションを施した通り)
当時の電球数は約80万個、点灯している木の数606本でしたが、現在は130万個、約900本になっているそうです