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088 皇嘉門院別当 難波江の

皇嘉門院別当皇嘉門院別当
こうかもんいんのべっとう

難波江の 芦のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき
なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ みをつくしてや こいわたるべき

意訳
難波江に生える芦。その節と節の間ほどの短い時間を、あなたと過ごしたあの一夜のために、身を滅ぼすほど、恋こがれ続けることになるのね?
歌の種類
恋 『千載集 恋歌三807』
決まり字
なにわえの あしのかりねの ひとよゆえ
みをつくしてや こいわたるべき
語呂合わせ
 難波江の澪標やぁ(なにわえの みおつくしやぁ)

人物

皇嘉門院別当(生没年未詳 1181年12月存命)
崇徳院中宮皇嘉門院聖子(法性寺入道前関白太政大臣の娘)に仕える。
聖子の異母弟、九条兼実の歌合に参加。

船の標識、”澪標”の意味は?

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毎日新聞社「昭和史 第1巻」より

摂政右大臣の時の家歌合に、旅宿に逢ふ恋といへる心をよめる
 『千載集詞書』より

 (摂政の九条兼実が右大臣の頃の兼実家歌合で、歌題「旅の宿りで逢う恋」という気持ちを詠みました。)

 九条兼実が右大臣だったのは、1166年から1189年までのことです。
 この歌題を見るに、旅先で出会う恋とは、刹那の恋であり、もう再び出会うことのない悲しい恋を連想させます。
文法的には、”澪標(みおつくし)”は、”難波”の縁語で、「身を尽くしてや」に掛かります、と説明されるものです。
 しかし、そんなテクニックのすばらしさより、気になるのは、航路標識”澪標”の意味が示唆するものです。
澪標の意味は、「航行不可、進入禁止」。

 旅先での刹那の恋なんて、身を捧げ尽くし、ひたすら恋焦がれるしかない、切なく悲しい恋でしかありません。
 立ち入りは危険ですよ。

読み上げ

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