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008 喜撰法師 我が庵は

喜撰法師喜撰法師
きせんほうし

我が庵は 都の辰巳 しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり
わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ よをうじやまと ひとはゆうなり

意訳
わたしの庵は都の東南にある宇治山。まさに静かで安らかな場所。なのに、世間の人たちは、わたしが世の中を嫌って山などに住むのだと、いうのです。
歌の種類
雑 『古今和歌集 雑歌下983』
決まり字
わがいおは みやこのたつみ しかぞすむ
よをうじやまと ひとはゆうなり
語呂合わせ
 わが意、世を憂し(わがい よをうし)

人物

喜撰法師(生没年不詳)
平安時代初期の僧の歌人
六歌仙の一人
一説に紀貫之の変名

読み上げ

007 阿部仲麿 天の原 009 小野小町 花の色は

百人一首 初めてかるた

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