源宗于朝臣
みなもとのむねゆきあそん
山里は 冬ぞ寂しさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもえば
意訳 |
山里は冬になるといっそう寂しく感じます。人の姿もなくなり、草も枯れてしまうと思うと。 |
歌の種類 |
冬 『古今和歌集 冬歌315』 |
決まり字 |
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもえば |
語呂合わせ |
山里、ひと目(やまざと ひとめ) |
人物
源宗于朝臣(?-939年)
光孝天皇の孫。
三十六歌仙の一人。
読み上げ
027 中納言兼輔 みかの原 | 029 凡河内躬恒 心あてに |